管理者ガイド
Cowork Agent for kintone を自社の kintone に導入するための手順書です。すべてブラウザの設定画面から完結し、追加サーバーの構築や CLI 操作は必要ありません。
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所要時間の目安は 約 5 分。Anthropic の API キーと、kintone の管理者権限があれば始められます。
動作環境
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| kintone プラン | スタンダードコース(プラグイン機能が利用できること)。ライトコースは未対応。 |
| 権限 | kintone の cybozu.com 共通管理者 または アプリ管理権限 |
| API キー | Anthropic Claude の API キー(持ち込み。本体は無償) |
| ブラウザ | 最新の Chrome / Edge / Safari / Firefox |
| 外部接続 | Cloudflare Workers(MCP サーバー)への HTTPS 通信 |
インストール(4 ステップ)
設定画面のウィザードに沿って、次の 4 つを順に登録します。各ステップは前のステップが完了すると次に進めます。
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プラグインをインストール
GitHub Releases ページ を開き、最新版の
.zip(例:cowork-agent-for-kintone-v0.1.0.zip)をダウンロードします。続けて kintone の[システム設定 › その他 › プラグイン › 読み込む]から.zipをアップロードすると、署名が検証され、対象アプリで有効化できるようになります。✓GitHub CLI を使う場合:gh release download --repo sugimomoto/CoworkAgentForKintone --pattern '*.zip'で最新版をワンコマンドで取得できます。 -
Cloudflare Worker をデプロイ
プラグイン設定画面の「Worker をデプロイ」ボタンを押すと、kintone への REST API アクセスを仲介する MCP サーバーがブラウザだけでデプロイされます。CLI は不要です。デプロイ先 URL が自動で設定欄に入力されます。
Plugin Config › Step 0. Cloudflare Workers をデプロイ -
Anthropic API Key を登録
お手持ちの Anthropic API キー(
sk-ant-…)を設定欄に貼り付けます。キーは Worker 側の Vault に暗号化して保存され、kintone やブラウザには平文で残りません。!API キーは Anthropic Console で発行します。利用量に応じた課金が Anthropic 側で発生します。レート上限・予算アラートの設定を推奨します。 -
kintone OAuth クライアントを登録
kintone の[OAuth クライアント]で新規クライアントを作成し、表示された
Client ID/Client Secretをプラグイン設定に登録します。「接続をテスト」が成功すれば導入完了です。
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完了後、対象アプリのレコード一覧を開くと、右側にサイドパネルが表示されます。業務ユーザーはそのまま 業務ユーザーガイド に沿って使い始められます。
Agent / Skill 管理
エージェントの振る舞いは、設定画面の「Agent」「Skill」から調整できます。
- Agent プロンプト:会社特有の用語・アプリ構成・禁止事項などをシステムプロンプトに追記できます。
- Skill(クイックアクション):定型業務をプリセット化し、チーム全体に配布できます。Composer 下のボタンとして表示されます。
- 権限スコープ:エージェントが操作できるアプリ・操作種別(参照 / 作成 / 更新 / 削除)を制限できます。破壊的操作は常に HITL 承認が必須です。
セキュリティ
- ステートレスな Worker:MCP サーバーはレコード本体を保持しません。リクエストごとに必要なデータのみを仲介します。
- Vault による secret 管理:API キー・OAuth Secret は暗号化保存され、設定画面で再表示されません。
- 最小権限の送信:エージェントには、タスクに必要なフィールドのみが渡されます。
- HITL 承認:更新・削除は人の承認を経るまで実行されません。
- 監査ログ:会話とツール実行は履歴として保存され、後から追跡できます。
トラブルシューティング
サイドパネルが表示されない
対象アプリでプラグインが有効化されているか、レコード一覧画面を開いているかを確認してください。ブラウザのキャッシュ削除と再読み込みも有効です。
「接続をテスト」が失敗する
OAuth クライアントの Client ID / Secret、および Worker のデプロイ先 URL が正しいか確認してください。kintone 側の OAuth クライアントが有効化されている必要があります。
エージェントが応答しない / エラーになる
Anthropic API キーの有効性とレート上限を確認してください。Console で利用状況とエラーログを確認できます。
特定のアプリだけ操作できない
Agent の権限スコープと、kintone 側のアプリ・フィールドのアクセス権を確認してください。OAuth クライアントに必要なスコープが付与されている必要があります。
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